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メンズエステ(メンエス)のバック・女子給の決め方と計算方法|日払い精算をミスなく締めるコツ

更新日:2026/10/19 / 株式会社ESONE 編集部

営業終わりの精算は、1日の中でいちばん神経を使う作業です。コース料金、指名料、オプション、割引、カード払い——組み合わせが増えるほど、電卓とメモでは計算ミスが起きやすくなります。この記事では、女子給とバックの計算の考え方を例で整理し、毎日の締めをミスなく早く終わらせるためのコツをまとめます。

女子給・バックとは

女子給は、1件の施術の売上のうちセラピストが受け取る金額のことで、バックは料金の項目ごとに決めた取り分を指します。多くの店舗では、次のように項目ごとにバックを決めています。

売上からセラピストへのバックを差し引いた残りが、店舗の取り分(いわゆる店落ち)になります。

バックの決め方:金額制と割合制

バックの決め方は、大きく分けて金額制と割合制の2つです。どちらが正しいということはなく、項目ごとに使い分ける店舗も多くあります。

決め方例よいところ気をつけたい点
金額制60分コースのバックは〇円セラピストが自分で計算しやすく、説明しやすい料金を改定したときに、バックも一つずつ見直す必要がある
割合制オプション料金の〇%料金を変えてもバックが自動で連動する端数の扱い(切り捨て・四捨五入)を決めておかないと、計算が合わなくなる

指名の種類やランクで分ける

フリー・写真指名・本指名で指名料とバックを分けたり、セラピストのランクによって指名料を変えたりする店舗もあります。分け方を増やすほど計算は複雑になるため、「誰の・どの予約が・どの区分か」を予約の時点で記録しておくことが前提になります。

バック表を作って共有する

決めたバックは、コース・指名・オプション・延長の行と、金額(または割合)の列で1枚の表にまとめ、セラピストと共有しておきましょう。面接や体験入店のときに同じ表で説明できると、あとから「聞いていた金額と違う」というすれ違いを防げます。

ポイント:バックの水準をいくらにするかは、地域・料金帯・営業形態・契約形態などによって店舗ごとに大きく異なります。他店の数字をそのまま当てはめるのではなく、家賃や広告費などの経費を差し引いても店舗が続けられるかを試算したうえで決めましょう。

計算の基本を例で確認する

次のような予約を例に計算してみます(金額は説明用の例です)。

項目お客様の支払いセラピストのバック
90分コース18,000円10,000円
本指名料2,000円2,000円
延長20分5,000円2,500円
合計25,000円14,500円

この場合、女子給は14,500円、店落ちは25,000円 − 14,500円 = 10,500円です。

1日の精算では、この計算をセラピストごとに合計します。予約が1日に何件もあると、どれか1件の指名料やオプションを入れ忘れただけで金額がずれるため、予約を入れた時点で計算まで済んでいる状態にしておくのが理想です。

1日の精算表の例:カード払いが混ざる日

次は、あるセラピストの1日分を精算表にした例です(金額は説明用の例で、カードの決済手数料は店舗が負担するルールとします)。

予約内容お支払い支払い方法バック
1件目60分・フリー13,000円現金7,000円
2件目90分・本指名20,000円カード12,000円
3件目90分・写真指名+延長20分24,000円現金13,500円
合計3件57,000円現金37,000円/カード20,000円32,500円

この日の女子給は32,500円、店落ちは57,000円 − 32,500円 = 24,500円です。一方、店舗が当日受け取った現金は37,000円だけなので、女子給を日払いすると、手元に残る現金は4,500円になります。カード払いの20,000円は、後日カード会社から入金されます。

このように「売上」「店落ち」「手元の現金」は一致しません。精算表には支払い方法の列を必ず設けて、現金とカードを分けて合計しておきましょう。毎日の数字を月の管理につなげる方法は「メンズエステの売上管理」で紹介しています。

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割引・カード払い・交通費の扱いを決めておく

計算で揉めやすいのは、「誰の負担にするか」が決まっていない項目です。店舗のルールとして決め、セラピストにも事前に伝えておきましょう。

割引

割引を店舗が負担する(バックは割引前の料金で計算する)のか、セラピストと分けるのかを決めます。多くのお客様に使う割引ほど、ここが曖昧だと不満の原因になります。

カード払い・キャッシュレス

カードやキャッシュレスの決済手数料をどちらが負担するか、またカード払いの分を当日現金で渡すのか後日精算にするのかを決めます。日払いの場合は、カード払いの売上ぶん、手元の現金が少なくなることに注意が必要です。

交通費(出張の場合)

出張型では、交通費を全額セラピストに渡すのか、店舗が預かるのかを決めておきます。

日払い精算の流れ

  1. その日の予約を確定する:キャンセル・延長・オプションの追加を反映して、予約の内容を実際の内容に合わせる
  2. セラピストごとに女子給を集計する:予約ごとのバックを合計する
  3. 現金の受け渡し額を出す:カード払いがあった場合は、現金で受け取った売上と女子給の差を確認する
  4. お互いに内容を確認する:件数・コース・指名・オプションを一覧で見せて確認してもらう
  5. 記録を残す:日ごとの売上・女子給・店落ちを残しておくと、月末の集計や確定申告の準備が楽になる

計算ミスが起きやすいポイントと防ぎ方

ポイント:精算のミスの多くは「計算」ではなく「予約の内容が実際と違う」ことから起きます。予約の内容を正しく保つことが、いちばんの対策です。

税金・契約形態について

セラピストとの契約が業務委託か雇用かによって、源泉徴収や社会保険などの扱いが変わります。どちらに当たるかは契約書の名前だけでなく、働き方の実態で判断されるため、具体的な扱いは税理士や社会保険労務士に確認してください。

いずれの場合も、日ごとの支払額を正確に記録しておくことが、あとで困らないための基本です。

ESTHE ONE(エステワン)での精算

エステワンでは、コース・指名料・オプションごとにバックを設定しておくと、予約を入れた時点で女子給と店落ちが計算されます。

よくある質問

バックは金額で決めるのと割合で決めるのと、どちらがいいですか?

どちらでも計算はできます。コースは金額、オプションは割合というように項目ごとに分ける店舗も多いです。大切なのは、セラピストが自分で計算しても同じ金額になるよう、ルールを明確にしておくことです。

割引した分はセラピストの女子給からも引くべきですか?

店舗ごとの決め方次第です。店舗が負担する方法と、セラピストと分ける方法があります。どちらにするかを事前に決めて伝えておくことが、トラブルを防ぐいちばんの方法です。

メンエスのバックの相場はどのくらいですか?

地域・料金帯・店舗型か出張型か・契約形態などによって大きく異なり、一律の相場はありません。他店の数字をそのまま使うのではなく、家賃や広告費などの経費を差し引いても店舗が続けられるかを試算したうえで決めることをおすすめします。

日払いの現金が足りなくなることがあります。

カード払いやキャッシュレスの売上が多い日は、手元の現金が女子給の支払いに足りなくなることがあります。その日のカード払いの売上を把握しておき、釣り銭とは別に精算用の現金を用意しておくと安心です。

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